たまゆりサンティアゴ巡礼ブログ!

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たまゆりサンティアゴ巡礼ブログ!to2017

女一人、運動オンチのたまゆりが、人生を変えたくてスペインのカミーノ・デ・サンティアゴ巡礼道800kmを歩きました。たくさんのものをくれた大好きなカミーノへの愛と、2017年夏にテントを持って北の道を目指すための準備の日々を記します!


サンティアゴ巡礼で見つけた夢。地元犬山で「ゲストハウス」を作りたい。

 

みなさんこんにちは、たまゆりです。
今日は、私が巡礼道を歩いて見つけた、私の新しい夢のお話をしたいと思います。

まだ自分の中でも想いをまとめきれていなくて、伝わりづらい部分があったらごめんなさい。

 

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私は、サンティアゴ巡礼を終えて日本に帰ってきて、これから自分の家族とともに、自分の育った犬山の町で「ゲストハウス」をつくるため、少しずつですが準備をはじめることにしました。

 

 

それは、私が巡礼道を歩いている間、ふいに母からかかってきた一本の電話がきっかけです。

私の人生にふっと降ってきた、その「ゲストハウス」というアイデアは、私が今まで生きてきた中で、そして巡礼道を歩く中で持っていた、まだ断片的でかたちにならない「夢」をひとつにつないで、命を注ぎ、かたちを与えるものでした。

 

そしてそれは、私一人だけの夢ではなく、家族の夢、友達みんなの夢ですらも重ね合わせてつないで、仕合わせていくものだった。

 

 

このことについて、書きたいこと・伝えたいことはまだまだたくさんあるけれど。

今日はその「夢」がどんなものだったか、なぜゲストハウスという夢に向かって行こうと思っているのか、まずそんな私の思いを書いてみたいと思います。

 

 

ひとつの土地に根を張って、愛おしいと思える暮らしを紡ぐ10年。

「巡礼から戻ってきたら、ひとつの土地に根を張って(そこが日本なのか海外なのか、どこなのかはまだわかりませんが)、自分の愛おしいと思う暮らしを少しずつ紡いでいくための準備をはじめられたらいいと、そう思っています。」

【自己紹介】わたしの今までの人生について より(2016年2月)

 

これは、私がサンティアゴ巡礼に出発する3ヶ月前に、巡礼への想いを綴った記事に書いた言葉でした。

 

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高校でデザインを学び、イタリアに留学し、添乗員の仕事をして、やめて、ヨーロッパに一人旅したり、北海道まで車中泊で旅したり、久米島にボランティアをしに行ったり…。

 

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色んな場所を旅し、色んな人に会い、仕事を転々とし、色んな人の色んな生きる形を見せてもらいながら、ずっと自分の生きる道を探しながら、過ごしてきた、私の10年間。
そうして生きてきた中で、今年の初めに思ったことは「これからは、ひとつの土地に根を下ろし、自分の場所を作り上げて育てていく10年にしたい」ということでした。

 

10年後、私は34歳。
まだその場所がどこなのかも、どんな場所なのかもわからなかったけれど、その時に自分に家族がいるとしたら、その人たちと暮らしていくための場所を、愛しい暮らしを紡いでいくための場所を、この10年で作りたいと思ったのです。

 

 


今度は身近な人を、場所を、大切にして幸せにして生きてゆきたい

そして、もうひとつ。
私がサンティアゴ巡礼に行くと決めて、自分の心の声に従ってやりたいことをめいっぱいしはじめてから、私はあることに気がつきました。


以下、巡礼に出発する2ヶ月前に書いていた記事より。

 

「巡礼に行くと決めてから、私は本当に明るくなりました。

 

一年前、半分死人のような目でどうにか日々をやり過ごしていたような私が、巡礼の準備や登山、人との出会いを通じてだんだん変わっていく様子に、家族もすこしびっくりしていたようです。

自分自身が、自分の心の向く方へしっかり歩き出したことによって、だんだん、周りが見えてくるようになりました。

 

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例えば、住んでいる犬山の街のこと。

これまで私は、自分が住んでいる街でありながら、そこになんの関心も持っていませんでした。

 

けれど巡礼のために、犬山市内が一望できる山でトレーニングをはじめたのがきっかけで、時間を見つけては市内や近所のお気に入りスポットを探すようになり、今では、大好きな犬山のお気に入りスポットが、数え切れないくらいたくさんあります。

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それに、家族や身の回りの人のことも。

1年前、もう死んでしまいたいと思っていた時、私はそれを周りや環境のせいにしてばかりいました。

今は、とても感謝しています。

 

今自分がこうしてこんなに楽しい日々が送れているのだと思うと、今までにあった色んなことも、ここに生まれついたことも、ここに住んでいることも、よかったなぁ〜と思える。

 

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それは人だけじゃなくて、例えば庭や田んぼに咲いた花や木だったり、ふとした時に見上げる空だったり、風の心地よさだったり、そういうものすべてに。とにかく今あるものと、今までそばにあったものすべてに対して感謝を感じています。」

 

サンティアゴ巡礼が私にもたらしたもの。 より(2016年3月)

 


そして私は気がつきました。

いちばん大切なことは、自分自身を、まず幸せにしてあげること。自分自身の心の器を満たすこと。

次に、自分の一番身近な人、身近な場所に目を向けて、自分を今まで育ててくれたり自分に今まで関わってくれた人たちがもっともっと幸せになる手助けをしていくこと。
そして、きっとそれができて初めて、そのさらに周りの、たくさんの人を幸せにできるようになるんだってこと。

 

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Photo by きむらよしひろ - 写真モデルをやってみて、わかったこと。 より

 

だから今こうして、自分の心の声を聞けるようになって、自分自身の器を満たしはじめることができた私は、今度は身近な人を、場所を、大切にして幸せにして生きてゆきたいと思います。

そしていつか、自分の身近な人たちと一緒に、もっとたくさんの人たちを幸せにできるような場所を作り上げられたら最高だ、と思ったのです。

 

 

 

自分のありのまんまの素朴な形で、必要としてくれる人がいる

私は、サンティアゴ巡礼に行くことや、このブログを書くことを通じて、ひとつのことに気がつきました。
それは「わたしはわたしのありのまんまでいいんだ」ってこと。

 

「このブログを始めて、最初は誰に向けて書いたらいいのか、何を書いたらいいのかがぜんぜんわかりませんでした。

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誰かがすでに書いていることを書いたって仕方ない、とか、私には「サンティアゴ巡礼」で検索をかけて出てくるすてきな巡礼のページのように、すごく役に立ったり、わかりやすくてためになったり、あるいは胸に響く言葉だったり、そういうものが書ける自信がなくて、悩んでいました。

 

けれど、ツイッターやブログや本や、身の回りの人たちと接していく中で、私は私のありのまんまの、ずぼらで適当な私のまんまで、私なりのサンティアゴ巡礼を目指す道のりや思いを書けばいいんだ!とわかりました。

 

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そうすると、だんだん、このブログもいろいろな方に読んでいただけるようになって、それがわかるとこうして書くこともとっても楽しくて。

ありのまんまを書いたって、それがぜんぜんすごくなくても、何の役にも立たないし便利なことじゃなくても、少しでも「好きだ」と思って読んでくださる方がいることが本当にうれしかった。」

 

サンティアゴ巡礼が私にもたらしたもの。 より(2016年3月)

 

 

書き始めた最初は不安でした。誰がこんなの読んでくれるんだろうって。でも、私は私の感じたことを、私の感じたありのまんまで書いていったら、それを「好きだ」と言ってくれるひとがいたのです。
それは、考えられないくらいにうれしいことでした。

 

そっか、うまくかけなくても、論理的な思考とか、例えば賢さとか、学歴とか、そういうものがなくたっても、ありのままだって私のことを好きだって言ってくれる人がいるんだ、って、本当に本当にうれしかった。

 

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それはカミーノを歩いたことも同じでした。ありのまんまの、素のまんまの自分で出会った私のことを、好きになってくれたり、必要としてくれる人が、道の上にはたくさんいた。例えばすっぴんで、ぶさいくな顔のまんまで歩いた日も(笑)

 


そしてそれは、私だけじゃないんです。きっとこの世界に、日本に生きてる誰もがそう。
その人の、飾らない、素朴なかたちのままで必要としてくれる人が必ずいる。そのひとのそのまんまのかたちだからこそ、好きだって、必要だっていう人が必ずいる。だって私がそうだったから。

 

私には持っていないものがたくさんあります。例えば戦略的に何かを考えるとか、よく考えて慎重に物事を進めるとか、あとは人前ではきはきと喋るとか。多分他にも、持っていないものだらけ(笑)
でもね、それはできないままでいいの。

 

それは自分じゃない、自分の持っていないものを持っている誰かと一緒に、助け合って補い合っていけばいい。だから、いろんな形の人が集まったら、きっとすごくすてきなものを作れるんだって思うのです。


私はそのことを、もっとたくさんの人に伝えていけたらいいなと思う。
私に出会ってくれた色んな人が「その人のそのまんまのかたち」を生かせる場所を作りたい。その器になる場所がほしい。
そんなことを思っています。

 

 


私自身が、もっともっと強く優しくなりたい

サンティアゴ巡礼道を歩く上で、また、歩く準備をする上で、私は、たくさんの強くて優しい、他人に毎日たくさんのものをあげながら生きている人たちに出会いました。

 

 

それは、電気もなくて明かりはロウソクだけだったのにとても暖かで満たされた気持ちになったアルベルゲの主人、ジャンパウロとアウグストだったり、溢れるようないっぱいの愛でキスして抱きしめてくれた修道院のシスターたちだったり、毎日たくさんの巡礼者を大鍋のパエリアと素敵な歌となによりあったかい笑顔で迎えているアルベルゲのご主人兄弟だったり、それからいつだって周りの人の幸せのことを考えながら生きて、巡礼道を歩いていたフアンさんだったり。

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以下、巡礼中の日記より引用。

 「そういうあたたかな力の"泉"みたいな、本当の本当にすてきな人が、この世界にはいるんだよなぁ。その優しさの連鎖の、一番最初の源流みたいな、尽きることのない泉みたいな優しさと愛を持った人。わたしは本当にそういう人になりたいと思う。尽きることのない泉。


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そう、それは今日泊まったカリオンデロスコンデスの、修道院のアルベルゲのシスターたちもそう。体から、瞳から、指先から、絶え間なく愛が溢れ出てる。あったかくてやわらかくて優しいもの。光に似てる。それは言葉をかわすだけで、視線をかわすだけで、こちらにぶわぁーーっと流れ込んでくるの。ハグをして頬に触れてもらえたら、もっともっと。際限なく。思い出すだけで泣きそう。

なぜ彼女たちやアウグスト、ジャンパウロの愛はそれでも尽きてしまうことがないんだろう。どうしていつもあんな風に優しくいられるんだろう。なんだかわたしは、ずっとその方法が知りたくて今日まで生きてきた気がするし、これから先も生きていくんだっていう気がする。優しくなりたい。もっともっと。尽きることのない泉みたいに。
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そしてそんな人たちが作り出す空間、建物、例えばアルベルゲという入れ物は、ありったけの愛に満ち溢れている。それは空気。光。そこにいるだけで自分の中の何かが満たされていくみたい。
わたしも、いつか、そんな空間を持つことができれば、と思います。わたしの入れ物を、それは例えば"家"だとか"宿"だとかいう形をとるものを、いっぱいの愛で満たしたい。来てくれた人がみんな優しくなれるような場所をつくりたい。それが、わたしがこの道で見つけたひとつの夢。」

 

- 【巡礼16~17日目】シスターに抱きしめられて。優しくなりたい、尽きることのない泉になりたい より(2016年5月)

 

 

 

私もそうなりたい。もっと強く優しくなって、色んな人に助けられながら、そういう場所を作りたい。
私は、このサンティアゴ巡礼道を歩きながら、強くそう感じるようになっていました。

 

 

 

 現在、兄とともに色んな人に会いながら、ひとつずつゲストハウスの立ち上げに向かって準備を進めはじめています。毎日がわくわくの連続です。

 

道はまだまだ遠くて、壁はいろいろあるけれど、目の前のできることから少しずつ、たくさんの方の助けを借りながら前に進んでいきたいと思っています。

 

 

この先も、読者のみなさまが私の人生のゆく先を見守ってくださったのなら、とても嬉しく思います。

本当に、今の私がここに居られるのは、ブログをこうして読んでくださっているみなさんがいてくださったから。どんな形でみなさんにこの感謝の気持ちをお返しできるのかわかりませんが、こうして私は私の人生のこと、感じたこと、毎日のことを、これからもブログに書き続けていきたいと思います。

 

 

それでは、長い文章を読んでくださってありがとう!!

たまゆりでしたー!!!

 

 

 

 

私、たまゆりの自己紹介はこちら(【自己紹介】わたしの今までの人生について)です。

 

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