たまゆりサンティアゴ巡礼ブログ!

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たまゆりサンティアゴ巡礼ブログ!to2017

女一人、運動オンチのたまゆりが、人生を変えたくてスペインのカミーノ・デ・サンティアゴ巡礼道800kmを歩きました。たくさんのものをくれた大好きなカミーノへの愛と、2017年夏にテントを持って北の道を目指すための準備の日々を記します!


【巡礼記24~26日目】デトックス・酒盛り・テレビ出演!盛り沢山の日々

こんばんは、たまゆりです!
またしばらく日付が空いてしまいました…!ここしばらく、アルベルゲについてからの時間も充実しすぎていて、なかなか日記を書く時間がありませんでした。

今日は久々にアルベルゲではなく、サリアという街のゲストルームに泊まっているので、ゆっくり今日までの日記を書きました!

突然たくさん更新しますが、お許しください。
それではどうぞ!


6/4【巡礼24日目】
エル・アセボ〜カンポナラヤ
歩行距離 30.4km


朝はきれいなアルベルゲでゆっくり眠った。
霧が出ていて、霧雨の舞う山の中を下っていく。


途中、素敵な雰囲気の野外バルがあったのでそこで休憩。
フランス人の2人と犬のファルコンも後からやってきてテーブルに加わる。


ここで出会った、まだ3,4歳くらいの小さな息子さんと一緒にベビーカーを持って歩いているというドイツ人のお母さん。とっても優しい瞳のお母さんで、息子さんも好奇心いっぱいでのびのびしていた。ファルコンとじゃれて遊ぶ光景はとても心和む。



そのバルを出てすぐ、ロバが引く馬車で、犬も合わせて2人と1頭と1匹で巡礼の旅をしているスペイン人のご夫婦に出会った。ロンセスバジェスからフランス人の道を歩いてサンティアゴにたどり着き、今は家のあるビルバオに向けて進んでいるんだって。まるでおとぎ話に出てくるような方たちでした。



そして、この日もミオコさんと色んなことを話した。
まるでデトックスみたいに色んなこと。くだらないことも、真剣なことも。

ミオコさんが話してくれた中で印象的だったのは、「結婚するということは、同じ船に一緒に乗り込むのではなくて、それぞれの船に乗って一緒に進んでいくことだ」っていう言葉。


この道を歩いていても、たまに、優しくしてくれる人がいるとついその人の船に一緒に乗り込みたくなってしまうことがある。
そうじゃなくて、一緒にいたい、と思う人とは、違う船に乗ったままで同じ方向を目指せばいいんだ。
どちらかが落ち込んでいるならひもでも結んで引っ張ればいい。

恋愛の話、結婚の話もたくさんした。



この日は、泊まろうとしていたポンフェラーダの次の街のアルベルゲが夏期しか開いていないことを着いてから知ったので、さらに次まで1キロ歩いて、カンポナラヤという街のアルベルゲへ。着いたのは19時すぎ!
2人してへろへろになりながら、シャワーを浴びてスーパーで買い物をして、食べて、眠った。

そうだ、ミオコさんがきっと引き寄せてくれたのだろうな。夜、たまたまWi-Fiにつながってるときに、FaceTimeでフアンから電話が掛かってきて、久し振りに声を聞いた。
こっちのWi-Fiが遅いから音も切れ切れで何度も通話が切れたけど、声が聞けた。変わってなかった。


近頃歩くのやこちらで出会う人との時間に夢中で、なかなか彼にはメールも書けていなくて。もしかしてこのままいい思い出として、巡礼の旅の中のひとつの大事な宝物として終わってゆくのかな、と思っていたから。
でもやっぱり会いたい。この先がどうなってゆくのかわからないけれど、今は彼のことが大好きで大切な気持ちをそのまんま抱きしめて進もうと思うのです。先のことを考えるのはそのときになってからでいい。

そんなことを考えながら眠った。



6/5【巡礼25日目】
カンポナラヤ〜トラバデロ
歩行距離 26.5km


今日は、ミオコさんと別れて久し振りにひとりで歩いた。
たぶん、その時だな、って気がお互いしたのだと思う。ミオコさん本当にたくさん話を聞いてくれてありがとう。わたしの天使だったのだな、きっと。


この日は川沿いの車道の横を延々と歩いていくような道で、日陰は少なく、ひたすら暑く、ぼーっとしながら歩いていた。
白昼夢みたいに色んなことが浮かんでは消える。
そして、何を考えていたのかは覚えてない(笑)



途中、イタリア語で書いてあった道の落書きがとても素敵な言葉だった。
「Con me non devi essere niente.」
日本語にすると「わたしと一緒なら、あなたは何者にもならなくていい」。私は私の大切な人にそう言えるようになりたいし、そう思える人と一緒にいたいな、と思いました。素敵な言葉!
宇多田ヒカルさんの「Simple and Clean=素朴で清潔」という言葉を思い出す。


途中のビジャフランカ・デル・ビエルソという綺麗な街のバルで食べたボカティージョがとってもおいしかったことだけは覚えてる!笑



もうすぐで目的の村に着く、という手前で、イタリア人の可愛い女の子、チェチーナに出会った。

道の脇にこんこんと水が流れ出ている小さな滝と小川があって、彼女は靴もバックパックも脱ぎ捨てて足に水を浴びせて涼んでた。

横を通りかかると、彼女がビシャーーッと水を足でいっぱい浴びながら「本当に気持ちよくて最高よ!」というものだから、私もたまらなくなって、同じように靴を脱ぎ捨ててバックパックを地面に投げんばかりの勢いで置いて(いつもごめんね…ぞんざいな扱いして…)、彼女の隣に滑り込んだのでした。


本当にきもちよかった!!

巡礼道でたまたま出会った地元のおじいちゃんが言っていたの、という言葉をチェチーナが教えてくれた。
「Caminar dulce y lento」英語にすると「Walking sweetly and slowly」
もしも君がゆっくり歩くのなら、カミーノは君により多くのものを与えるだろう。だから、ゆっくりと、見えるものを愛しながら歩くんだよ、と。そう教えてもらったんだって。
それを語るチェチーナの瞳がきらきらしていて、とても眩しくてかわいかった。足に水を浴びる彼女は妖精さんみたいだったもの!
チェチーナは、仕事を休んでこのサンティアゴ巡礼に来ている。時間はあまりないけれど、だからって決して急がずに、ゆっくり歩くの!sweetly and slowlyよ!と言ってた。


Walking sweetly and slowly.その言葉は、ほんとに甘い蜜みたいに、わたしの胸にもすっと染み入るようでした。


バルで休憩して次の町へ行くというチェチーナと別れて、アルベルゲを目指して歩いていると、道沿いの家のガレージに椅子を出して涼むおばあちゃんに話しかけられた。

可愛らしくて人懐こい笑顔の上品なおばあちゃんに、今日はこの町に泊まるの?それなら良いところがあるのよ!とっても清潔なところなの!!と強制的に(笑)連行されるかたちで、坂の上にあるアルベルゲに泊まりました。
こんな可愛らしいおばあちゃんに勧められたら、断れないよー!!!

本当は公営のアルベルゲに泊まるつもりだったけれど、おばあちゃんもアルベルゲの主人のレーメも、とても喜んでたからよしとしよう!笑


そうして泊まったアルベルゲは、使いやすいキッチンと主人のレーメが素敵な、あたたかい雰囲気のところでした。



6/6【巡礼26日目】
トラバデロ〜オ・セブレイロ
歩行距離 23.9km

ここ最近、とにかく昼12時を過ぎると歩くのが暑くて仕方がない。
そして今日は、フランス人の道最後の難所、オセブレイロの峠へ登る日。

だから早めに宿を出て、暑くならないうちに登ってしまおう!と早起きをしました。
でも、準備を済ませて外に出てみたら…なんと雨(笑)

あれれ?早起きした意味なんだっけ!?笑 と思いつつも、雨の中を歩いていく。
途中、バルでボカティージョを食べてゆーっくり休憩して雨宿りをしていたら、だんだん雨が上がってきた。


レインジャケットのフードを脱いで歩き始めると、だんだん太陽も見えてきた!!


峠越えの山道にさしかかる頃には、すっかり晴れて蒸し暑いくらいに。


ふうふう言いながら、周りのみんなと声を掛け合いながら、緑の深い森の中を登っていく。


この辺りの道は、まるで日本の山の中、もしくは熊野古道を歩いているんじゃないかと思えてくるほど、日本の風景にそっくりでした!苔むした石垣が道の脇に見えます。


途中の村で休憩を入れ、冷たい飲み物とアイスで体を冷やしながらさらに登る。猫も一緒に座ってる!笑



しばらく行くと周りから木がなくなって、素晴らしい見晴らし!
幾重にも重なる山々が、近くから遠くまで続いています。うわぁー、わたしたち、こ、これを越えてきたんだ…!!



撮っても撮っても撮り足りない写真を撮りながら(笑)のーんびり歩いていると、「ここからガリシア州」との石碑がありました。



そこからもうしばらく歩いて、今日の目的地だったオセブレイロの村に到着!


アルベルゲに荷物を置いて、良いバルを探して村をうろついていると、一人のスペイン人の男性に「どこから来たんですか?」と声をかけられる。
「日本です!」と答えると、「今サンティアゴ巡礼道のドキュメンタリー番組の撮影をしているんだけど、よかったらインタビューさせてくれませんか?」と。

お話を伺うと、ガリシアのテレビ局のクルーの方々で、全30回にわたるサンティアゴ巡礼道のドキュメンタリーを撮影しているとのこと。いろんな国から来た巡礼者たちに、ここに来ることになった理由や、ここを歩いてどんな気持ちになったかを聞いているのだそう。
少し動画を見せてもらうと、とっても素敵な番組で、そして彼らもとても素敵な人たちで、もちろん!と二つ返事でオッケー。


街の裏手の丘を少し登った場所にある、黄色い花がたくさん咲く野原のベンチに座って撮影をしてもらいました!

スタッフの一人、イリアが英語で私に質問してくれて、それに答えている様子を撮ってもらっていたのですが、まあ私の英語のへたくそなこと!!笑
大丈夫なのかな?ほんとにテレビ番組に使えるのかな?これ?笑 いや、まだ使われるかもわかんないし…!!という謎の自問自答を頭の中で繰り広げるわたし。



完成したら、私の出演パートをDVDにして自宅に送ってくれるのだそうです!出演できるといいな!わああ!楽しみ!
スペインでもそのうち放送されるかな?!ドキドキです。また決まったらメールで教えてくれるそうなので、ここでもお伝えしますね。スペインにお住いの方がもしみえたら、ぜひ…って、恥ずかしいよ!恥ずかしすぎるよ!!!笑


そんなこんなで、全部で45分くらい?インタビューしてもらったり、歩いてるショットを撮ったり日本語で自己紹介するショットを撮ったりしてもらったのでした。

なんと、この先も私の巡礼の様子を時々撮ってもらえるそうで、またこの次の町や、ゴールのサンティアゴで、スタッフの方と会う予定でいます。うひょー!!使われますように!!笑


この日はもう一つとっても楽しいことが。
レオンで初めて会ってから何度かすれ違っていた日本人の男の子(22歳!とても若い!)ヒロくんの友達だという、とっても賑やかなスペイン人とアルゼンチン人のみんなのグループと、ヒロくんとミオコさんも一緒にご飯を食べたのです。

まー、この人たちがほんっとーーに賑やかで!お酒好きで!!笑
アルゼンチン出身のグスターボのおじいちゃんやおばあちゃんがみんなイタリア系で、イタリア語を話せるので、私の話をスペイン人のみんなに通訳してくれてコミニュケーションをとりました。

まー、ほんっとーーに賑やかなの!!元気!!元気すぎる!!



昼ごはんで散々ワインを飲んだのに、夕方にはまた羊の革袋に入ったワインを回し飲みして、夕食前にチュビートという甘くてめっちゃ強いショットグラスのお酒をみんなで一気飲みさせられ、そして夕食の席でもまたワインを飲んで、食後には胃にいいから!とまたチュビートを一気飲みさせられる(笑)


それでいて彼らは朝6時とかに起きて歩いて、休憩のたびにバルでビールを飲んでるんだから意味がわかりません。昼寝もしないって言ってたし。いやどこから来るんだその元気??!



お酒があんまり飲めないヒロくんは、英語もスペイン語もよくわからないのにみんなにとても愛されていて、いつもヒロ!ヒロ!スーパーヒーロー!とか言ってお酒を飲まされそうになっては、ノーノー!ノーマルヒロ!!!と断っていたのがとても可愛らしかった。

彼はなんとこの巡礼が初めての海外なんだって。しかも帰りの飛行機も予約してないらしい。英語もスペイン語もあまりよくわからないのに、ヒロくんにはたくさん友達がいて、本人も「ほんといろんな人が助けてくれました」って言っていて、確かに本当に彼は魅力的な、みんなが助けてあげたくなるような愛されるオーラを持っていると思う。

ヒロくんならどこへ行っても大丈夫だ!!って私なんかが言わなくてもわかってると思うけど!!そしてこのブログで言ってもしょうがないけれども!!笑


さんざんチュビートを飲まされ、ほろ酔いで、オセブレイロの夜は更けていったのでした。



ここまでお読みくださってありがとう!
たまゆりでした。


つづきはこちら!
caminosantiago.hatenablog.jp


私、たまゆりの自己紹介はこちら(【自己紹介】わたしの今までの人生について)です。

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