たまゆりサンティアゴ巡礼ブログ!

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たまゆりサンティアゴ巡礼ブログ!to2017

女一人、運動オンチのたまゆりが、人生を変えたくてスペインのカミーノ・デ・サンティアゴ巡礼道800kmを歩きました。たくさんのものをくれた大好きなカミーノへの愛と、2017年夏にテントを持って北の道を目指すための準備の日々を記します!


【巡礼記16~17日目】シスターに抱きしめられて。優しくなりたい、尽きることのない泉になりたい。

カミーノ・デ・サンティアゴ サンティアゴ巡礼記 リアルタイム巡礼記

みなさんこんばんは、たまゆりです!
スペインは夜の9時。心地よいベッドの上でこの日記を書いています。

それでは、昨日と今日の日記をどうぞ!


5/25
イテロ・デ・ラ・ベガ〜ビジャカザル・デ・シグラ
歩行距離 27.9km


古い教会の跡にあるアルベルゲで、主人のアウグストに優しい声で起こされた朝。
電気のない建物の中はまだ暗くて、ドアと小さな天窓から差し込む光、そしてテーブルの上のろうそくの光だけでみんな朝ごはんを食べている。

昨晩の、とーってもおいしいトマトパスタとサラダとチーズと豆のローズマリー煮込みとワインの夕食もそうだったけれど、朝食もイタリアスタイル!
バゲットにヌテラ(イタリアにしばらくいた人なら誰もが知ってるチョコクリーム)を塗って、おいしいカフェをいただく。


ここでは、食べるものや使うベッドやシャワー、そのどれもに暖かい心がこもっていると感じます。そこにいるだけで安心して、心が穏やかになって、優しい自分でいたくなる。周りの人や物を大切にしたくなる。もらった幸せを次の誰かに受け渡せるチューブになる。


そういう力の"泉"みたいな、本当の本当にすてきな人が、この世界にはいるんだよなぁ。その優しさの連鎖の、一番最初の源流みたいな、尽きることのない泉みたいな優しさと愛を持った人。わたしは本当にそういう人になりたいと思う。尽きることのない泉。


そう、それは今日泊まったカリオンデロスコンデスの、修道院のアルベルゲのシスターたちもそう。体から、瞳から、指先から、絶え間なく愛が溢れ出てる。あったかくてやわらかくて優しいもの。光に似てる。それは言葉をかわすだけで、視線をかわすだけで、こちらにぶわぁーーっと流れ込んでくるの。ハグをして頬に触れてもらえたら、もっともっと。際限なく。思い出すだけで泣きそう。

なぜ彼女たちやアウグスト、ジャンパウロの愛はそれでも尽きてしまうことがないんだろう。どうしていつもあんな風に優しくいられるんだろう。なんだかわたしは、ずっとその方法が知りたくて今日まで生きてきた気がするし、これから先も生きていくんだっていう気がする。優しくなりたい。もっともっと。尽きることのない泉みたいに。

そしてそんな人たちが作り出す空間、建物、例えばアルベルゲという入れ物は、ありったけの愛に満ち溢れている。それは空気。光。そこにいるだけで自分の中の何かが満たされていくみたい。

わたしも、いつか、そんな空間を持つことができれば、と思います。わたしの入れ物を、それは例えば"家"だとか"宿"だとかいう形をとるものを、いっぱいの愛で満たしたい。来てくれた人がみんな優しくなれるような場所をつくりたい。それが、わたしがこの道で見つけたひとつの夢。


昨日今日、まとめて日記を書いているので、少し話が前後しちゃいました。


そして、この日の朝は、アウグストとジャンパウロたちに道の上から見送られながら、他の仲間たちと共にこの大好きなアルベルゲを発ったのでした。

このアルベルゲで知り合った、デンマーク人のヤコブと韓国人のイェジュンはとても大切な友達になった。ヤコブは20歳で(とてもそうは見えないほど、なんていうかしっかりしてて、大切なものが何か見えてる感じがする)、ヤコブの彼女は今日本を旅行しているとのこと!イェジュンは、奥さんも娘さんもいるんだけど、1人でこの旅にやってきた。2人とも、静かな瞳で言葉を大切にしながら話す人。

2人と追い越しつ追い越されつしながら、自分の夢のことを夢中で考えながら、ずんずん歩いた。


途中運河沿いをしばらく歩く道があって、とても素敵な風景だった。運河。すてきだなぁ。今のわたしを作る要のひとつになっている大好きな漫画、ARIA(天野こずえ作)を思い出します。


そしてたどり着いたのは、ビジャカザル・デ・シグラという静かだけれど情緒あふれるすてきな街。

寄付制のアルベルゲに宿泊したのですが、給湯器が故障していたみたいで、初めての水シャワーを経験!
めっっっっちゃさむい(笑) 少しだけのお金で、もしくは寄付で泊まらせてもらっているアルベルゲで、シャワーのお湯が出るということ、そしてそもそも水でもなんでもシャワーを浴びられることの貴重さ。ついうっかり忘れてしまいそうなことを感じられて、とてもよかった。本当にありがたい。幸せ者すぎる。この巡礼がなりたつ為に、今わたしが巡礼者としてここにいられる為に、たくさんの人々が尽くしてくれた限りない愛の大きさを想う。


そして、陽を浴びてあったまるため(笑)近くのバルで休憩したあとアルベルゲの前に戻ってくると、笛とギターのすてきな音楽が聞こえてきた。

演奏していたのは、チェコ人の男の子とフランス人のおじさん。2人とも同じ町にいる巡礼者で、さっきたまたま会ったんだって。
ギターを弾いているおじさんが、こっちへおいでと手招きしてくれて、ベンチの隣に腰掛けた。


彼は世界中のどんな国の曲でも知っていて、彼が弾いてくれた日本の曲は、坂本九さんの「上を向いて歩こう」。
彼のギターとコーラス、そしてチェコの男の子の笛の音色を伴奏に、一緒に一曲歌わせてもらいました。

そしてそのあとも、たまたまこの町に来ていたドイツ人の団体さんや、アルベルゲの主人や、通りすがりの地元の人、おなじアルベルゲに泊まっている仲間たちも交えて、みんなで楽しくいろんな曲を歌った。ドイツの曲、チェコの曲、デンマークの曲、カントリーロードやハレルヤ、レットイットビー、みんなが知ってて歌える曲も。

それは本当に楽しい時間で、夜9時すぎ、日が暮れて薄暗くなるまでみんなで外で歌をうたって過ごしました。




5/26
ビジャカザル・デ・シグラ〜カリオン・デ・ロス・コンデス
歩行距離 10km

昨日はついつい夜更かしをしてしまって、まだ少しだけ眠い。朝6時過ぎに起きて、7時過ぎにアルベルゲを出た。

昨日たくさん歩いていたので、今日はそんなに遠くまで行く必要はない。次の町までは6kmで、その先は15km以上町がない。


朝のまだ冷たい空気の中、もやにけぶる遠くの緑の丘を眺めながらしばらく歩いて、カリオンデロスコンデス、という町にたどり着いた。


よーし!今日はもうここまでにして、お休みにしちゃおう!と決めました。


そして、目に入って雰囲気のすてきそうだったアルベルゲに入りました。
ここが本当にすてきなところだった!!

修道院に併設されているアルベルゲはとーっても広くて、すべての部屋に「アジア」「ヨーロッパ」「オセアニア」「アメリカ」とか名前がついてるの。そしてベッドは2段じゃなくてひとつだけ。出迎えてくれたシスターたちはほんとうに素敵であったかかった。

ほんとうに、お母さんがいーっぱいいるみたいなの!このアルベルゲの中にいるだけで、安心して幸せな気持ちになっちゃうくらい。


そして、大抵のアルベルゲではキッチンサロンの公共エリアのみで使えることの多いインターネットが、ここでは広いアルベルゲの敷地内のどこにいてもつながる。
なので、ゆーっくり溜まっていた書きたいことをツイッターに書いたり、メッセージを返信したりすることができました。

そして、スーパーで買い物をして、タコのサラダと"YAKISOBA"というカップ麺を食べる。(味は本当ソースやきそば!味の素が出しているやつみたい。おいしかった!)

のーんびり、何も時間に追われることもなく、ゆったりまったり過ごすことができました。いつもは手で洗う洗濯も今日はサボって、洗濯機を使いました!わーい!

本当にのんびりできて、たくさん元気を充電できた1日になりました。


すてきなアルベルゲ、すてきなシスターたち、本当にありがとう。
明日もがんばって歩くぞぉー!!!!



それではおやすみなさい、たまゆりでした!



つづきはこちら!
caminosantiago.hatenablog.jp



私、たまゆりの自己紹介はこちら(【自己紹介】わたしの今までの人生について)です。

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